イガイガとした可愛らしくかっこいい姿が人気の
「エリンジューム」
個人的にこいつ、結構好きです。
生花として長持ちするのは勿論、
そのまま放っておいてもキレイにドライフラワーになるので、結構ありがたいやつなんです。
また、色・姿形もある程度、このままの形でドライになるので、
ドライフラワーを自身で作ってみたい方におすすめです!
また、花束に入れても、
組み合わせ次第で、グッと大人っぽい雰囲気になるので、最強です。
エリンジュームと書いて、「エリンジューム = 最強」 と覚えた方が早いです。
基本情報
- 植物名:エレンジューム
- 学名:Eryngium
- 英名:Flat sea holly
- 和名:瑠璃松笠(ルリマツカサ)
- 科目:セリ科
- 属名:エリンジウム属
- 原産地:ヨーロッパ、南北アメリカ
- 出回り時期:7月〜9月頃(っていっても、結構いつでも出回ってる)
エリンジュームの花言葉って知ってる?
[花言葉]
「秘めた愛」「秘密の恋」「光を求める」
やばい。。。なんか、この花言葉の組み合わせが意味深すぎて怖い。。。
「秘めた愛」まではなんとなくいいとしても、
「秘密の恋」まで来たら、なんか生々しいな。。。
それからの、「光を求める」
おーーーい!何があった!大丈夫か!?
って心配になるような花言葉ですね。
花言葉はあくまで花言葉なので、気にせずに愛でてください。
お花はとっても可愛いです。
[花言葉の由来]
「秘めた愛」「秘密の恋」という花言葉の由来は、
トゲトゲした葉がお花を守っているように見えることから由来したそうです。
「光を求める」に関しては、
花びらや茎・葉に光沢があることから付けられたそうです。
水揚げの方法(花屋向け)
(「水揚げ」は基本的に、花屋さん向けの記載になります。
「水揚げ」という作業は、花屋にとっては非常に重要で、
市場から入荷したお花を、まずは葉っぱや棘を取り除いたり、茎を切ったりとメンテナンすることから始まります。
その作業のことを「水揚げ」と呼び、
「水揚げ」の方法は、お花ひとつひとつで異なります。
この作業をするとしないとでは、お客様に提供した際のお花の状態に大きく違いが生じるので、知識とともにその作業が必須となります)
[水揚げ]
・葉っぱ
ゆーてほとんど付いてないのでそのまま放置でもOK
(ただ、結構早くチリチリにドライになりやすいので、気になるようだったら取ることをオススメ!)
・茎の先端の切り口
斜めにカット
(そこまで吸い上げが悪いものではないので、カットしておけば、なんら問題はない)
・水の量
1/3程度
(水につけとけば、長持ちする)
水揚げの方法は花屋さんによって、様々なので、
もし仮に花屋さんで働いた時は、そこのルールに従うといいと思います。
結局のところ、
水揚げの目的は、お花が長持ちする状態に持っていくことになります。
お手入れの方法(お花を長持ちさせるには)
お花を長持ちさせる為に大事なのは、大きく3点!
水換え・水の量
水は出来るだけ、毎日交換しましょう!
切花は、水に浸っている茎の部分が徐々に溶けてきます。
そうして、水の中にバクテリアが増え、
その水を吸い上げてしまうことにより、お花もちが悪くなります。
水をこまめに変えることによって
バクテリアの繁殖を防ぐことが出来るので、気を遣ってみてください。
水の量は1/3程度
お花全体の長さから、この程度の量を目安にして飾ってみてください!
切り戻し
水換えをしたタイミングで、お花の先端を1〜2cm ハサミで斜めにカット!
切り戻しする前の茎の先端は、
水を吸い上げる道管師管の部分にバクテリアが溜まり、吸い上げが悪くなっている状態になります。
茎の先端部分をカットしてあげることによって、また、吸い上げが良くなり、お花が長持ちします。
飾る場所
風通しが良く、直射日光の当たらない涼しいところへ
”植物” と考えると、どうしても日光が必要と思われがちですが、
切花の場合は、日光の暑さ・紫外線によってすぐにダメージを受けてしまいます。
比較的、日の当たらない涼しく、
空気が循環するようなところに飾るとより長持ちします。
価格相場・出回り品種
250円〜400円
品種によって、値段の前後はありますが、大体がこのくらいの値段で購入できます。
[出回り品種]
・マグネーター
エレンジュームはブルーの色合いのものが多く、
そのブルーの中でも、イガイガの部分が多いのが特徴のマグネーター。
・オリオン
エレンジュームの中では、勝手に一番出回りが多いと思ってる品種。
ブルーの花が少ない中で、
とても特徴的だし、色も綺麗なので人気が高い!
・ブルーダイナマイト
一本に対しての花付きが良く、ボリュームを出したい時におすすめ!
けど、その分、価格も通常のエレンジュームと比べて高い印象を持つ。magu.は。
・シリウス
エレンジュームの中では、珍しいグリーンの色合い。
この色合いと形は、お花の中でも結構独特なので、アレンジなどに入れるとかなりアクセントになるから、
magu. とっても好き。
他にもいろんな品種があるから、随時、載せていきますね。
なんか、こういうのあるよ!ってあったら言ってください。そして、綺麗に撮影できたらください。
ここに載せます。
豆知識
え。。。びっくりしたのですが、
きのこのエレンギあるじゃないですか。
その、エレンギの名前の由来って、
野生のエレンギが、このエリンジュームというセリ科(エリンジューム科)の
植物の根に寄生して育つことから来たらしいです。
びっくり。。。
え。びっくりなのか?
へーーーーって感じ。なんか、自慢できるようで、たいした自慢にならなそうな豆知識でした。
ちなみにドライフラワーになったエリンジュームの花はこんな感じ。
エリンジュームは、ブルーカラーの出回りが多く、グリーンの品種は少なめ。
ブルーカラーのブーケを作りたい、探してるって方にはとてもおすすめのお花でした!