花 note

【花note】暑い夏に飾るならこれ!|ワイルドフラワーと呼ばれるお花

 

暑い夏はやっぱりお花がもたない。。。
飾るとしたら、なんか長持ちするのないのかな。。。

 

暑い夏におすすめの切花は、ズバリ!

「ワイルドフラワー(ネイティブフラワー)」

です!

 

近年、ワイルドフラワー(ネイティブフラワー)という言葉が出回るようになり、

耳にしたことある方もいらっしゃると思います。

 

実際、ワイルドフラワーってなに?どういう意味?という方もいると思うので、

ワイルドフラワーの基本情報とともに紹介していきたいと思います!

 

 

magu.の信頼性

 

本記事を書いている私は花屋歴9年目(花会社6年、個人3年)になります。

大学卒業後、すぐに最大手花屋に入社し、その後、店舗責任者や最年少エリアマネージャー・本部企画など花屋店舗に関するノウハウのある程度を経験。

 

現在は、個人で花屋をしております。

 

形態としては少し特殊で店舗を持たず、

様々な店舗様(業種問わず)の軒先をお借りして、毎日、お花の装飾兼販売。

 

本当にたくさんの支えや応援があり、
個人で動いてから、なんだかんだで3年目を迎えることが出来ました。

そんな私の実体験を踏まえ、

誰かのお役に立てたらと思い、このブログを始めさせていただきます。

 

暑い夏に飾るならこれ!【ワイルドフラワーと呼ばれるお花】

そもそもワイルドフラワーって何?

 

ワイルドフラワーとは、日本独自に使われている言葉で、

オーストラリアやアフリカなど南半球の乾燥地帯を原産とするお花の総称のことを指します。

 

乾燥地帯のような過酷な環境でも育つことから、

ワイルドフラワー(野生の花)と付けられ流通されたそうです。

 

また、このワイルドフラワーは、

はじめは、ドライの状態で輸入され販売されていたそうですが、

近年では、ドライフラワーブームをはじめ、

人気・認知度も高まったことも相まって、出回りも多くなり、フレッシュな状態で輸入されることが多くなりました。

 

記載した通り、ドライになることも特徴的で姿形がほとんど変わらずに自然にドライになるので、

ドライフラワーを飾りたい人、好きな人にはオススメな種類です!

 

「ワイルドフラワー」と言っても、

実際、どんな種類のものがあるのか疑問だと思うので、いくつか代表的なお花をご紹介します!!

 

ワイルドフラワー①   タワシのような見た目が特徴的!! 「バンクシア」

 

タワシのようなブラシのような見た目が特徴的な

「バンクシア」

 

オーストラリア原産の植物で、80品種ほどあると言われております。

ただ、実際に切り花で出回っている品種は、10前後だと思います!

 

バンクシアの花言葉は、

「勇気のある恋」

この花言葉は、バンクシアの自生している環境が関係しており、

山火事が発生する地域に多く、木が焼けることで実がはじけて種が飛び散り、新たな命が芽生えることから付けられたそうです。

 

花瓶に活けず、そのまま横にしてディスプレイしても見栄えがいいのでオススメです!

 

ワイルドフラワー②   白い小さな玉が特徴的な!! 「シルバーブルニア」

 

白く先端に丸い形をつけるこのお花は、

「シルバーブルニア」

 

落ち着いた質感とマットな雰囲気、

また、なんとも言えない可愛らしい姿形で人気の高いお花のひとつです。

 

ホワイトカラーのお花がなかなかない中で、アクセントとしても重宝され、

ドライフラワーになっても、ほとんど色褪せず、このままの色、形で残るので、ドライにするのもオススメです!

 

ちなみに、「ブルニア」という名前の由来は、

ブルニアの姿形を表す

ドイツ語「Brunia(鎧)」からきていると言われております。

 

ワイルドフラワー③  発色のいい色合いとユニークな形が特徴的な 「ピンクッション」

 

発色の良い色合いとユニークな形が特徴的なこのお花

「ピンクッション」

 

このお花は、名前の通り、

針を刺した針刺しのように見えることから「ピンクッション」と呼ばれております。

 

発色が非常によく、

切り花として出回る色合いは、オレンジ色の他に、黄色味がかったものや朱赤がかったものなどがあります。

姿と形、どこをとっても個性的なので、

変わった植物を探している方におすすめのお花です!

 

また、この「ピンクッション」も、

ドライにすると、かなり綺麗に色の残りするので、ドライフラワーとしてもオススメです!

 

 

ワイルドフラワー④  カンガルーの前足!? 「カンガルーポー」

 

カンガルーの前足のように見える!?

「カンガルーポー」

 

このお花は名前のとおり、

「kangaroo(カンガルー)」+「paw(足)」からきており、

カンガルーの前足に似ていることから名付けられています。

 

姿だけでなく、色合いも個性的で、

黄色から赤みがかったもの、白みがかったものまであります。

また、質感もマットな雰囲気で可愛らしいお花です!

 

ワイルドフラワー⑤  みんな大好き! 「ユーカリ」

 

みんな大好き!

「ユーカリ」

 

ユーカリもまた乾燥地帯で自生するものもあり、ワイルドフラワーに属されます。

ユーカリも品種によって、姿形が異なり、香りのするものもあり非常に人気のある植物です!

また、葉っぱだけでなく、

実の部分も品種によって、色・姿がまったく異なるので、本当に興味深い植物です!

 

なかなか色々な品種を一度に見ることはないかもしれませんが、

是非、花屋さんで探してみてください!

 

 

ワイルドフラワーは、他にも

リューカデンドロンやセルリア、プロテアなど

まだまだ沢山の種類があるのです!

ひとつひとつが進化の過程で、ユニークな風貌へと進化しているので、

他にはないお花になっております!

 

是非、お花屋さんに足を運んでみてみてください!

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